本テーマは、定量データを用いて定量分析レポートとして毎年更新したいと考えています。
よって、ブログに埋もれることが無いように、こちらのページに単独掲載しております。
20年に発表されたデータまでを使用しています。
20年に発表されたデータまでを使用しています。
コンテンツ
はじめに
私が、将来の少年団数をまとめようと考えた目的は、なぜ、ボランティアコーチ いわゆるお父さんコーチの行動が大人もしくは社会人としての対応をしないのか?
また、これだけSNSや個人の意見が簡単に発する事ができるデジタル社会で、知ろうと思えばいくらでも知り得る現状を放置している団や保護者会(役員による運営)などの組織に対して、
客観的なデータを基にした将来予測を見てもらい 危機感を持ってもらうことで グラスルーツの在り方を少しでも考えるキッカケになって欲しいと思い
この投稿に至っています。
いろんなご意見があるかと思いますが、将来の一側面と捉えて頂ければありがたいです。
また、これだけSNSや個人の意見が簡単に発する事ができるデジタル社会で、知ろうと思えばいくらでも知り得る現状を放置している団や保護者会(役員による運営)などの組織に対して、
客観的なデータを基にした将来予測を見てもらい 危機感を持ってもらうことで グラスルーツの在り方を少しでも考えるキッカケになって欲しいと思い
この投稿に至っています。
いろんなご意見があるかと思いますが、将来の一側面と捉えて頂ければありがたいです。
少年サッカー人口と将来予測
下のチャートは、2016年2020年までのジュニアサッカー人口と将来予測です。
2017年から2020年で2.5万人減ってます!
人口推計は4年に1度なので今回更新した数値となります。
2017年から2020年で2.5万人減ってます!
人口推計は4年に1度なので今回更新した数値となります。
こちらのデータは、
公共財団法人 日本サッカー協会(JFA)に掲載されている
サッカー選手数(4種)
と、総務省統計局が発表している
を元にグラフ化したものです。
将来予測の計算方法は、
①各年の15歳未満の人口に対して、その年のジュニアサッカー人口が何%かを算出
②2016年~2020年のジュニアサッカー人口%の平均値を算出(平均値:前回1.9%から今回1.8%に下がる結果となりました。)
③統計局発表の2025年/2030年の15歳未満の人口に、②で算出したジュニアサッカー人口をかけて将来の少年サッカー人口を算出
の簡易予測です。(指数関数などで計算できますが示したい事は、これで十分だと思ってます。)
2025年には、2002年前後か80年代後半~90年代前半のジュニアサッカー人口と同程度数となります。
しかも、増えている過程ではなく、減少過程となっています。
4年周期で山があるのはワールドカップの影響ですね。
今年のオリンピックの影響で増加していると良いのですが、コロナ禍もありどうなるか来年を注視です。
4種登録チーム数と1学年当たりの人数
2017年から2020年で380チーム減っています!
こちらのデータは、
上記、サッカー選手数と同サイトに掲載されているチーム数を単純にチャート化したものになります。
ジュニアサッカー人口と似た形になっていますが、微増2014年をピークに下降となっていますでしょうか。
続いて、1チーム当たりの所属人数です。
非常に解り難いのですが、2017年から2020年で1.6人減っています!
こちらのデータは、
ジュニアサッカー人口を総チーム数で割った人数を、1チーム当たりの所属人数と定義してグラフ化しています。
将来予測の計算方法は、
①過去5年のチーム数平均値を算出
②ジュニアサッカー人口の将来予測数に対して①で算出した過去5年の平均チーム数で割り、将来の1チーム当たりの所属人数
としました。
見て頂けると判るように、
2021年には、予測より早く30人切るかもしれません!
これは、8人制のゲーム前提でも3学年分がやっとだと思います。
まだ、6人制を推奨みたいなアナウンスはありませんねw
実際に地域別に見ると、既に実施されているような気もします。
C/B級コーチライセンス取得数推移
こちらのデータは、
上記、サッカー選手数、チーム数と同サイトに掲載されている指導者数を単純に時系列にチャート化したものになります。
これは前述したチーム数に比べ、右肩上がりにD級指導者ライセンスの取得数が増加しています。
2019年の47807人に対して、2020年は45950人と減少しました。
これは、コロナ禍の活動自粛でライセンス保有だけしていた方が手放した可能性があると見ています。
C級指導者ライセンス取得数はチーム数同様頭打ちした感がありますね。(まっとうな経済原則に従っています。)
C級の400人の半数がB級に昇級しているようです。
これを、D級コーチ1人当たりの受け持ち人数に換算すると、
5.5人となります
この数字には後述しますが意味はないと思いますが…
もしかすると、シロウトのお父さんコーチの指導の影響がより濃くなつてしまっているチームがあることを意味しています!
D級指導者ライセンス数が増える原因は、主に2つあると考えられます。
ひとつ目は、
・ご自身の子供がサッカーをはじめたことをきっかけに ご自身もD級指導者ライセンスを取得し、そのまま子供の指導にあたる。
勿論、ご自身の子供を指導することは素晴らしい事だと思います。
ただし、弊害として同じ学年のチームメンバーに多大な被害が出ます。
始末が悪いことに、その被害を当のご本人(コーチ)が認識していないことです。
理由は、このブログを読んで頂いた方々には判ってもらえるかと思います。
敢えて書くとしたら
“例えば、会社の部下を育成するための教育を受けてるとは思えない発言や言動、ましてや専門的に学んでもいないと思われる方が、他の子供達を指導出来るのか?”
これを、
“みなさんは受け入れている”
と言われたらどう思われますか?
2つ目は、
そのお父さんコーチはご自身の子供が卒団されると同時に辞められる訳ですが、何故かライセンスを保持され続けられているのではないでしょうか?
協会側も、ライセンス継続料が入るので現状何も変える必要がないかと思われます。
よって、先述した
“D級コーチ1人当たりの受け持ち人数”
は実体とは違うと思われます。
とはいえ、協会のホームページに このデータを堂々と載せてることは、どう意味があるのかはわかりませんが……(近い将来、協会のホームページに このデータの掲載が無くなるとしたら、悪意ある非掲載だと思います。)
まとめ
・ジュニアサッカーの競技人口は減り続ける。
・8人制サッカーでも試合できない学年が存在する可能性がある。
・その年々で、お父さんコーチは誕生し、少年団への入団を選択すると、コーチの当たり外れは運次第。
となるかと思います。
現状打破するとしたら、
・競技人口を2倍にする
・チーム数を半分にする。(地域差は含んでいません。)
どちらが実現性あると思われますか?
“チーム数を半分にする”
と思われた方々!
もし、
競技人口が減る中で、“子供に試合をさせてあげたい”と思われるのは保護者として当然だとしたら、
チーム拠点が多少遠方でも通わせますよね。(送り迎え含む)
その際、クラブチームと少年団どちらを選びますか?
クラブチームと少年団 どちらが減っていくかは明らかですよね。
・8人制サッカーでも試合できない学年が存在する可能性がある。
・その年々で、お父さんコーチは誕生し、少年団への入団を選択すると、コーチの当たり外れは運次第。
となるかと思います。
現状打破するとしたら、
・競技人口を2倍にする
・チーム数を半分にする。(地域差は含んでいません。)
どちらが実現性あると思われますか?
“チーム数を半分にする”
と思われた方々!
もし、
競技人口が減る中で、“子供に試合をさせてあげたい”と思われるのは保護者として当然だとしたら、
チーム拠点が多少遠方でも通わせますよね。(送り迎え含む)
その際、クラブチームと少年団どちらを選びますか?
クラブチームと少年団 どちらが減っていくかは明らかですよね。
以下は、個人的なキャンペーンです!
“お父さんコーチの子供がいる学年は、そのお父さんコーチが受け持つことを禁止しよう!
できるだけ多くの方に見て頂きたいと思っています。
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