こんばんは、hnです。
個人練習をやる前に やってみてほしいことの続きです。
子供の視野角は狭いと前回書きましたが、プレイ中、子供はどこを見ているのでしょうか?
それは、ボールだと思います。そのボールを中心とした周辺視野ではボール保持者の腰くらいまでしか見えていないのではないでしょうか? ボール保持者に至っては足でボールをコントロールするので自分の足元、周辺視野で前方2mくらいの地面でしょうか?
なので、ボール保持者はよく相手が立っている所に突っ込んでいきますw
パスをもらいたい選手も、ボール保持者との間に相手がいても その場でパスをもらおうとします。
では、ボールを手に持つルールにすると?
子供たちはボールを中心に見ていることは変わらないので、周辺視野でボール保持者の上半身を見ることになります。ボール保持者もボールを見失うことがなくなる(抱きかかえる)ので進行方向にいる相手が見えます。
すると、
パスをもらいたい選手は、ボールを見る為に間にいる相手が邪魔なので、場所を変えます!=”周りを見る”、”そこにいて、パスもらえるの?”、”パスもらう為にもっと顔出さなきゃ” を自然にできてしまいます!
ボール保持者は、相手のいない場所にドリブル(走り込む)していきます! 囲まれる前に、ボールを見方にパスします!=”パスの選択でよかったのか?”、”ドリブルの選択で良かったのか?” を自然にできます。
そこで一言、”顔をあげる”や”ドリブルの選択で良かったのか?”などなどができていることを褒め、子供たちにできたこと(成功体験)をイメージしてもらいましょう!
その後、サッカールール(当然、足を使います)で同じミニゲームをやると、今度は先程褒めたことができませんw
チャンスです! そこでゲームを止めるなりなんなりして、手で持った時にできてサッカーだと できない理由を子供たちに考えてもらいましょう!
当然、子供達は先程”褒めた言葉”が残っていますので、褒めてもらったことができなかったらと言う発言が出てきます。
じゃあ、なぜできないのか? の疑問に対して
足でボールを動かすことがちゃんとできていない=個人スキルがまだまだだよ。と会話のキャッチボールが成立します。
その後の、子供達のボールマネタリーの練習は真剣度合いが違いましたよ。
まあ、1ヶ月後には忘れていたので、もう1回同じ練習して思い出してもらいましたけど・・・www
このチームの5.6年生になった時が楽しみです。
尚、子供達に対しての発言はポジティブフィードバックができないと効果は期待できません。 会社などで研修受けたりされた方は自身の練習にもなりますのでぜひやってみて下さい。
怒鳴り散らしているお父さんコーチは、信頼関係がないと思いますので、まず、考え方を見直しして、信頼を築くことからしないとどうしようもありませんよ。
本日はここまでにします。
できるだけ多くの方に見て頂きたいと思っています。
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