今回は、久々に移籍前に在籍していた少年団のお話。
ある招待試合に両チーム共エントリーしていたので、久々に移籍前の少年団の試合を見ることができました。
少年団は同じ学区ということもあり、ご近所の子供(Aくん)に
「久しぶり、元気?」みたいな 会話もでき、円満移籍ということもあり応援席でガッツリ試合を見させてもらいました。
事は、試合中のあるシーン。
カウンターで完全に抜け出しドフリーになってボールを受けたAくん!
ペナルティーエリアの少し手前という状況。
この時、選択肢として思い浮かぶのが
ミドルシュートとドリブルでゴールに近づくの2択!
プロであろうと小学生1年であろうと、これ以上の選択肢は無いと断言できます。(笑)
Aくんが選択したプレーは
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バックパス!
いや、いいんですけどね。
コートの外から見ていた景色と、ボールを持った時のAくんの景色は違うし。
コートの中にいる子供の判断を尊重しますよ。
ただ、その判断をどうやったのか聞かずには入れませんでした。
次の日、通勤と登校の時間が一緒だったので、聞いてみました。
私「おはよー。ねえ、昨日の*試合目の*チームとの試合で、完全フリーのときあったよね。」
Aくん「おはようございます。ああ、あのドフリーでしょ?」
私「そうそう、あの時のプレーって、どういう判断したの?」
Aくん「えー(笑)。ドリブルで少しゴールに近づいてシュートだと思った?」
私「そうだね。得点チャンスだったじゃん(笑)」
Aくん「でも、昨日はドリブル禁止ってコーチの指示だったから。試合後に怒られたくなかった。」
私「そ、そうなんだ。でも得点できたら怒られないんじゃない?」
Aくん「うーん、そうかも。でも、決まるかどうかはわからないし、ドリブル禁止だし、外したらもっと怒られるから。」
私「そっかー。でもしっかり自分で(大人の)判断したんじゃん!」
Aくん「サッカーの判断じゃ無いけどね(笑) 。 サッカー少年は、違うチームに移って良いなー。 じゃあ、行って来ます。」
私「・・・いってらっしゃい。」
判断の優先順位の1位が “怒られるかどうか”
悲しいですね…
ちなみに、Aくんは、今5年生(同級生だから当たり前(笑))。
トレセンにも選ばれている。
談合セレクションではなく、運動能力を認められて選ばれています。
市内のマラソン大会で1、2位を争うような運動能力と言えば、少しはイメージできますでしょうか。
Aくんの保護者によると、
中学ではサッカーではなく、違うスポーツをするそうです。(サッカーが楽しくないそうです。)
悲しいですね…
全くの他人で、たまたま その大人(どうしようもないコーチ)に出会ってしまっただけで、スポーツの素晴らしさを知ることがなく、違うスポーツで素晴らしさを探し直さないとならない子供が1人
悲しいですね…
以下は、個人的なキャンペーンです!
“お父さんコーチの子供がいる学年は、そのお父さんコーチが受け持つことを禁止しよう!”
できるだけ多くの方に見て頂きたいと思っています。
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