ジュニアユースを選ぶ最重要 要件

こんばんは、hnです。

年末年始にいろんな方とお会いする機会があり
特に各年代のサッカーに関するお話が聞けたので紹介する投稿の第3弾です。
(このシリーズは、私の毒っ気が多いことを自覚してるので、これが最後かな)

今回は、ジュニアユースを選ぶ際の最重要 要件についてです。



まず、はじめに前提として
子供をジュニアユースのクラブチームに行かようとしている、保護者と子供が対象となります。
なぜなら、3年間で 100~150万円を支出しても行かせたいという熱い気持ちがある方達(我が家含め)に失敗しない一要素としてもらいたいからです。
ちなみに、部活(合宿しない一般的な部活)だと10万円くらいでしょうか?
合宿ありだと、+15 ~20万円でしょうか。

早速その要件を紹介します!

最重要 要件:高校サッカー /ユースに対して、特待生枠として推薦できるコネクションが有ること!(セレクションでの合否は別)

です。

説明します。

要件を満たしていない場合
↓こちらの投稿のような結果になります。
高校サッカーの末路

この体験をされた保護者に聞いた ジュニアユース時代に進路を決める際のやりとりだと、
保護者 :「息子が***の高校のサッカーやりたいと言っているけど、コーチは知ってますか?」(そもそも、その高校を知ったのはあなた達(コーチ)からの情報)
コーチ:「はい、私も進めました。あそこの監督を知っていて非常にいいと思います。」
保護者 :「知り合い何ですね。では、どういう段取りで そのチームとやりとりをすればいいのでしょうか?」
コーチ:「その高校に入られたら、私からそのチームの監督に話ししますよ。」
保護者 :「えっ?それだけなんですか?その高校は地方にあって子供が一人暮らししないといけない環境何ですが」
コーチ:「そうなりますね。でも あの高校のサッカーはA君にとって非常にタメになると思います!」
保護者 :「推薦とか学費免除(軽減)とかサポートは無いんですか? 」
コーチ:「いや、よくわかりません。チームから監督に話しはしますよ。 あそこは、いいチームですよ!」
というやりとりがあったそうです。
結局、家族で話し合い子供の希望に沿うように決断したそうです。
受験、学費(私立)、一人暮らしの生活費、などなど、金銭面の総てを個人で負担したそうです。(教育ローン制度を使ったかは聞きませんでした。)

一方で、
私が直接あるジュニアユースの監督と雑談した際の会話
私 :「このジュニアユースチームは宿泊遠征が多いですよね。」
コーチ:「子供達にとって必要なことなんで、しょうがないんですよ。」
私:「共同生活とかの連帯感とかの教育的なことですか?」
   (その手のうたい文句に辟易している……)
コーチ:「違いますよ!まあ、必要なことではありますが中学生にもなって それが目的なんてやらないですよ(笑)。」
私:「じゃあ、どんな目的なんですか?」
コーチ:「私の高校、大学、社会人サッカーでお世話になった、監督、コーチ、同級生、先輩、後輩、に子供達のサッカーを見てもらう為ですよ。
直接、高校(&ユース)サッカーの監督とかコーチやっている人もいれば、何かしらで関わっている人達なんですよ。その人達に子供達のサッカーを見てもらって、プレーや今後の伸びしろを知ってもらうためです。
そうやって、その高校(&ユース)に来て欲しい(=特待制度などの費用面)となるように、子供達との引き合わせです。」
私:「へぇ~。他のチームも同じ事やっているんですか?」
コーチ:「知りません(笑)。チームによっていろいろでしょうね。
でも、うちはやります!
だって、せっかくジュニアから見続けて育った選手なんだから、ジュニアユース卒業した後もサッカー続けて欲しいじゃないですか(笑)。
でも高校サッカーは厳しいから。それこそ何十人も部員がいるような高校だと、どんなプレーするかすら見てもらえずに3年間終わる場合もあって、そこでサッカーが嫌になって、辞めたりする選手はいるんですよ。うちはそういう選手を出したくないんです。
だから、どうしても その人達のいる地方に遠征に行ったりが多くなるんですよね~。」
私:「そうなんですね。選ばれる子供は、やっぱり上手い子供からですよね~(笑)」
コーチ:「うーん、見る人によってかな。高校でもまだ伸びる子供もいますしね。特に体格はよめないから、体格が追いついていないような子供達は、その監督達交えて話ししたりしますよ。サッカーの考え方やプレースタイル、あと重要なのがサッカー脳(笑)」
私:「へぇ~。しっかり考えているんですね。親からしたら安心感ありますね。」
コーチ:「ありがとうございます!  あっ、そうそう、うちは、海外遠征も組み込んでいるんでお忘れなく。お父さん頑張って下さい(笑)」
私:「…………ハ、ハ、ハ」



いかがですか?

どっちがいいかというよりも、
どのチームのコーチも、“ジュニアユースで終わりではない”
という考え方であることには変わりません。

ただし、ジュニアユース時代に、
“チーム側の責任として、何ができるかを考えて実際の行動に移せているか”
が違うだけだと思います。

皆様の ジュニアユースを決める要件 に追加されると嬉しいです!
あと、高校(&ユース)サッカーがゴールだとも思っていませんので、その話しは別の機会に。(4~5年後?(笑))


それにしても、海外遠征もあるんだ………………………うーん(笑)


以下は、個人的なキャンペーンです!
“お父さんコーチの子供がいる学年は、そのお父さんコーチが受け持つことを禁止しよう!”

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