ボールを持っていない選手の動きの意味

 こんばんは、hnです。

私が言っている”ボールを持っていない選手”について、少し説明します。

これも、ブログ記事の前提になるので。


まずは、基本的に人は ある動作をする場合の ”意識の許容量”があります。

いろんな文献に載っているの詳しく説明しませんが、

一般的な例だと

車を運転中、意識の許容量が 100だとすると

前を見る、ハンドル操作、ペダル操作に意識の許容量が100になるように分配されます。

ナビ操作や音楽の設定、同乗者との会話など 直接運転に関係無い動作が加わると

運転をするという意識への分配量が減ります(合計100は変わらない)。

いわゆる気が散るという状態。

これを踏まえ、以下の1対1の場面

これは、ディフェンスの意識が全部ボール保持者に分配されます。

ボールを運ぶ選手のアクション(ドリブルのみ)に対し、

ディフェンスはボールを運ぶ選手だけにリアクションすればいいので、

よほどのスキル差が無い限り、ディフェンスに軍配が上がります。

これに対して、以下のボールを持っていない競技者がいる場合










ディフェンスの意識が、ボール保持者とボールを持っていない選手に分配されます。いわゆるパスも警戒しないといけない状態です。

この状態があって初めて、ボール保持者が選択肢(ドリブル、パスなど)の中からボールをゴールに近づけていく最適だと判断した動きができます。

これが、すべての基本だと思っているし、ボールを持っていない選手の差が試合の勝敗を決めると言う意味になります。

具体的には、

”相手ディフェンスに存在を気づかせる動作=ディフェンスの意識を分散させる”

をしないといけないのですが、

ジュニア、ジュニアユースになっても、この動きを見せる選手を見たことがありません!

やっても、ボール保持者に気づかせる動きのみです。

これは上記の動きを理解できていれば不要です。

なぜなら練習で 他対他のパターン練習しているからです。

ボール保持者に気づかせる動きを指導されていたら、それは間違いです。

たまに、相手を”ツレ”という指示は聞こえてきますが、どうやればいいのか練習していない動きなので できません。


これに焦点をあてた練習方法を探せないんです。

ボールを持った前提の話ばかり。

(末っ子のチームに自己流で試した練習内容は別に書きたいと思います)


本日はここまでにします。


できるだけ多くの方に見て頂きたいと思っています。
各SNSへのシェアやブログ村とブログランキングの
“少年サッカー”のアイコン
を押して頂けると、ランキングが上がり閲覧数が増えるので ご協力お願いいたします。
\(^_^)/