プロ至上主義の文化を奇妙に思われた

 
こんばんは、hnです。

このブログでちょこちょこ出してしまっている”フランス出身の方”

今回も、彼との非常に面白いディスカッション(私の中で)があったので紹介します。

場所などは、いつものごとくジュニアサッカー観戦している小学校の校庭での休日

尚、彼はとても流暢な日本語で話してくれます。

彼「日本の方(私も含む)って、子供の話するときテクニックの話多いですよね」

私「?どういうことですか?もう少し詳しく教えて」

彼「必ず、高学年ではとか、中学ではとか、将来とか、プロフェッショナルに関係する話になります」

私「そうだね。多いかも。どこに違和感感じる?」

(恒例の異文化ネタなので、お互いチャンス!という楽しげな雰囲気です)

彼「スポーツって、フットボールだけじゃなく、いろいろあります」

私「ふんふん。そうだね。他のスポーツも楽しいよね」

彼「でも、子供には1つのスポーツばっかり。他の才能があるかも知れないと考えない」

私「そうかも。フットボールだけになっているかも。」

彼「そうです。フットボールの才能があるかわからないのに。この時期の子供の才能はいっぱいあるかもしれません。」

私「そうだね。でも、やるからには目標(うまくなって)持って、頑張って取り組んでもらいたいと思っているのでそうなってしまうことが多いかも。変かな」

彼「変です! お金を稼げるかどうか、とか、歴史の偉人もトップになろうとしているものばかりです!」

私「ん?(後半ズレた?)」

彼「織田信長とか、徳川家康とか政治家ばっかりです。」

歴史上の偉人も、立身出世で その立場で暮らしていけるのかに主旨がいくマインドだと言いたかったという会話は省きましたw

私「そうだね。フランスでは違うの?」

彼「フランスでは、ルソーとか、モネとかいます」

私「そっちですか!思想家とか、画家ですね」

彼「そうです。子供の才能はどこにあるかわかりません。でも、学校とかでも何も話しないです。どこに行けばいいか知っていますか?」

私「あー。なるほどー。文化系の才能をどこで伸ばせばいいのかってことですね。ごめん、わからないです。」

彼「オーケーです・・・・・(しばしの沈黙)。で、将来のために基礎基本とか、上のカテゴリーで通用するとか/しないとか、低学年でのフィジカル頼みがいいのか/いけないのか どうでも良くて、子供達がサッカー楽しんでいる顔を見るだけでいいと思います!」

私「フルアグリーです。(さすが、論点がズレたことを強制的に戻した!)」


この年代(小学生)で大人になって暮らせていけるもの(=プロ)なのかどうかという発想があること自体 この方の文化背景からは奇妙に映っている

という体験でした!

(確かに、子供に将来、思想家もあるよって考えたことないし、思想家って食っていけるのか?って考えてしまいますねw)


本日はここまでにします。

(文才無くうまくまとまった気はしないですが、会話は事実なので、このまま投稿します。失礼しました。)


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